ケージ(鳥かご)は頻繁に買い換えるものではないので、気に入るものを慎重に選びたいですよね。私が実際に使ってよかったものや、欲しいものをまとめました。ぜひ、ケージ選びの参考にしてください。
セキセイインコのケージを選ぶときの基準
- セキセイインコは尾羽が長いので、できるだけ広いもの(1辺が35cm以上)
- 掃除がしやすく、清潔感がある
- おしゃれで、飽きのこないデザイン
「おしゃれなだけのケージ」や「実用的だけどダサいケージ」はたくさんあるけど、「おしゃれで実用的なケージ」となると、あんまりないんですよね。
例えば、丸型はかわいいけど中のスペースが狭かったり、掃除がしにくく、あまり実用的ではありません。だからと言って、シンプルすぎるものを選ぶと味気ないですし…。
だから今回は、デザイン性と機能性を兼ねそろえたケージを厳選して5つ選んでみました。
セキセイインコにおすすめのケージ
初心者におすすめ!SANKO「イージーホームバード 37‐GR(手乗り)」
はじめてインコを飼う方には絶対おすすめ!デザインはシンプルで、白と緑の明るい配色。機能面も優れています。
正面の大きな扉は、インコが出入りしやすいT字の木製パーチ付き。小さな扉には、脱走防止用の留め具がついています。この留め具がないと、洗濯ばさみやナスカンで施錠することになるので、意外と重要です。
上部の網の部分と下部のカバーは、左右の留め具を外せば簡単に取り外せます。インコを中に入れたまま、下部を取り外して洗うことができます。
また、旧式の引き出しトレイは、カバーとトレイの隙間に餌や羽がたまってしまい、地味にストレスでしたが、このケージではトレイの上に段差があり、ゴミが隙間に落ちない仕組みになっています。(詳しくはSANKOの公式ページへ)
中がよく見える!SANKO「イージーホーム クリアバード 40WH」
機能面は「イージホームバード」とほぼ同じですが、こちらは前後が透明樹脂パネルになっています。
中の様子が見えやすいのはもちろん、サイドの網部分を覆うだけで防寒にもなります。羽やエサの飛び散りも、多少は抑えられています。
サイズは35WH(幅36cm×奥行34cm×高さ43cm)と40WH(幅43.5cm×奥行50cm×高さ57cm)の2種類があり、少し仕様が違います。
35WHは天井部分も透明パネルで、ブランコやおもちゃを吊るすための金具が中央に1つ付いています。40WHは天井も網になっています。どちらも開閉できます。
セキセイインコ1羽なら35WHでも可能ですが、おもちゃやブランコを設置するとちょっと狭いので、置き場所に余裕があるなら40WHをお勧めします。(付属の止まり木や餌入れがセキセイインコには大きすぎるので付け替え推奨です)
止まり木2本じゃ足りないくらい広いので、レイアウトを考えるのも楽しめます。
安定の老舗メーカー!HOEI「35手のり」
デザイン的にはもう少し華やかさが欲しいところですが、昔から根強い人気のある国内メーカーHOEIのケージです。
天井と前面の扉が大きく開くので、インコの出入りがしやすく、止まり木やおもちゃを設置するときも便利です。
エサ入れには、飛び散り防止カバーがついていて、このカバーが扉を抑える役割もあるので、インコの脱走も防ぐことができます。
糞きり網が引き出しトレイと一緒に引き出せるのは、他のケージではあまり見かけないかも。さらにトレイを引き出した隙間から、インコが脱走するのを防ぐシャッターも付いています。
そして、HOEIのいいところは、別売りのオプションが豊富にあること!ぴったりサイズの「おやすみカバー」や、専用の敷き紙を合わせて使うことができます。
シンプル王道!SANKO「バードケージ40」
シンプルでお値段も手頃。SNSでもよく見かける人気のケージです。
色が真っ白なので、インテリアの邪魔をしないし、インコちゃんの鮮やかな色がよく映えます。
そして1~2羽飼いにちょうどいい大きさ。縦長のケージはよく見かけますが、こちらは正方形に近い形です。
軽いので掃除のときに片手で持ち上げられるのも良い。
丈夫で洗いやすく扱いやすいケージです。7年以上使用していますが、塗装が剥がれたり錆びたりもしていません。
シンプルな作りが故、羽や餌の飛び散り防止機能などはありません。
イタリア発!ferplast「イビザオープン」
イタリアの老舗メーカー、ferplast(ファープラスト)社のおしゃれなケージ。ferplast社は、たくさんのケージを販売してますが、どれも本当にかわいい!
前面の扉は大きく開くので、出入りしやすくなってます。
特徴的なのは、エサ入れが外側に付いていること。中のスペースが広々使え、糞が入りにくくなっています。
サイズは、結構大きいので要確認です。(幅49.5cm×奥行30cm×高さ69cm)糞きり網は付属されていません。
別売りで専用のスタンドも売っています。鳥かご専用の台って、日本ではあんまりないですよね。インテリアに馴染むように考えられているのはさすがイタリア。
まとめ
日本製のケージは、デザインよりも機能面に優れていて、海外製はデザイン重視のものが多い印象です。
交換用のパーツが入手しやすいのも日本製ですね。海外製は付属の止まり木がプラスチックのものが多いような気がします。どちらも一長一短はあるので、自分とインコに合ったものを選んでください。