インコをお迎えすることが決まったら、自分にあったインコを探しましょう!
セキセイインコの入手方法
ペットショップで購入する
大型のペットショップなら、ほぼ一年中セキセイインコの雛を扱っていますが、セキセイインコの繁殖期は春と秋なので、その時期に合わせていくと販売している確率が高いです。
はじめてインコの雛を飼う場合は、春〜夏に購入するのがおすすめです。
雛は寒さに弱く、温度を30度前後に保つ必要があります。
冬は温度管理が大変なので、初心者は避けたほうがいいでしょう。
最近では、ホームセンターに併設されているペットショップでもよく見かけます。どのような店舗で購入する時も、店内の飼育環境をよく確認しよう。
お店を選ぶ際のチェックポイント
- 清潔である(店内や鳥かごの中がきれいに掃除されている)
- 店員が鳥に詳しい(飼育方法、性別、生年月日などを店員に確認しましょう)
- 販売価格が適切である(格安すぎる場合は何か問題があるのかも)
友人に譲ってもらう
セキセイインコは比較的繁殖が容易なので、飼っているインコが卵を産んで増えてしまったという人もいるかと思います。
インコを飼っている友人に事前に声をかけておけば、雛が生まれたときに譲ってもらえるかもしれません。
インコをはじめて飼うなら
オス・メスどちらがいいか
はじめてインコを飼うならオスの方が飼いやすいと思います。メスは1羽で飼っていても発情により卵を産むことがあります。産卵は重労働で体力を消耗します。また、卵詰まりなど、発情に関する病気も多く、適切な管理が必要になります。
おしゃべりを覚えるのはオスの方が得意ですが、比較的鳴き声が静かなのはメスだと言われています。
どちらにしても個体差もありますし、ヒナのうちは性別が分かりにくいのであまりこだわらない方がいいかもしれません。
ヒナか幼鳥か成鳥か
ペットショップで売られているヒナは生後3週間〜6週間で、挿し餌が必要な状態です。
この時期のヒナから育てると、人によく慣れるので手乗りにすることが可能です。
だけど、1日に数回、飼い主が挿し餌を与えなくてはいけません。
付きっきりのお世話が難しい場合は、ひとりで餌を食べることができる幼鳥や若鳥を選ぶことをおすすめします。
ペットショップで売っている生後半年以内の幼鳥は、店員が挿し餌で育て手乗りになっていることもあるので、手乗りにしたい場合は確認を。
人に懐いていない成鳥のインコも、愛情を持って接していれば十分に懐きます。少しづつ距離が近くなっていくのも感動的です。
1羽飼いか多頭飼いか
本来インコは群れで暮らす生き物です。1羽で飼うと、飼い主を仲間だと思いよく懐きます。
飼い主にべったり懐いたインコはかわいいですが、飼い主とのコミュニケーション不足が続くとストレスが溜まり、問題行動(ムダ鳴き、毛引きなど)を起こしやすくなります。
通勤などで不在がちになる場合は、2羽以上で飼う方がインコの寂しさは紛れます。
2羽以上で飼うと、インコ同士で群れを作ってしまうので、1羽飼いに比べて人に懐きにくくなると言われています。
だけど、鳥同士でじゃれ合っているのもかわいくて癒やされます。
元気なセキセイインコの選び方
元気なヒナは大きな声でエサをねだり、よく食べます。
ショップの店員にさし餌の様子を見せてもらえるか聞いてみましょう。さし餌の様子が見られない場合は以下の点に注意を。
- 目がパッチリと開き目ヤニなどが出ていない
- 鼻やくちばしの周囲が汚れていない
- お尻の周囲が汚れていない
- きちんと歩けたり、止まり木に止まれている
- 爪が欠けていたり、指が曲がっていない
- 羽にツヤがあり、汚れていない
羽根を膨らませて、目を閉じているような鳥は選ばないようにします。
セキセイインコの寿命は7年〜13年です。
永く生活を共にする家族になるわけですから、気にいる仔がいなくても妥協せず、別のペットショップに行ったり時期をずらしたりして、納得できるまで探しましょう。
セキセイインコを販売している代表的なペットショップ
【関東】
手乗りの成鳥も購入することができます。
昔ながらの小鳥専門店。ネットの評判もいいみたいです。
動物園のようなペットショップ。いろんな種類の動物がいるみたいです。
【大阪】
うちのインコはこちらで購入しました。鳥に詳しいスタッフもいて助かりました。
こちらも昔はよく利用していました。天王寺にある老舗のペットショップです。
近畿一円に店舗がある大型総合ペットショップ。
大阪のインコ・オウム専門店こんぱまるも行きましたが、セキセイインコのヒナは扱っていませんでした。