お世話と暮らし

インコのケージレイアウト。便利な飼育グッズで暮らしやすいケージにしよう!

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ケージレイアウト

インコが1日の大半を過ごすことになるケージ。
止まり木やエサ入れなど、どんなものをどのように設置していますか。

新しいケージを買うと、止まり木とエサ入れは付属で付いてくることがほとんどです。
あまり深く考えずに、付属のものを設置している飼い主さんもいるかと思います。

お部屋のインテリアを考えるように、インコのケージも過ごしやすいレイアウトを考えてみませんか?

基本のケージレイアウト

最低限必要なもの

基本のケージレイアウト
  • エサ入れ、水入れ
  • 止まり木2本
  • 菜さし
  • 温度計
  • おもちゃ

止まり木は前後に2本、高さを変えて設置します。

エサ入れは主食のシード(またはペレット)を入れるものと、ボレー粉などの副食を入れるものと、青菜を入れる菜さしを設置します。

温度計はケージの中の温度が測れるように取り付けます。インコがつついて落としたり、壊れないように気をつけましょう。

おもちゃはブランコなど、お気に入りのものを1〜3個ほど、邪魔にならないように設置します。

ケージレイアウトを考えるときの3つのポイント

1.安全第一

ケガをしないことは、レイアウトを考える上でもっとも重要です。

止まり木はグラグラしていないか、おもちゃはちゃんと固定できているか、足を挟んだり爪が引っかかるようなものはないか、しっかり確認しましょう。

2.本当に必要か

巣引き(子供を産ませること)をしないなら、巣箱は必要ありません。

巣箱を置くと過剰な発情の原因になることがあります。

また、インコが退屈しないようにと、おもちゃをたくさん設置すると、ケージが狭くなってしまいます。

本当に必要かよく考えて、お気に入りのものを1〜3個に厳選して設置しましょう。

ケージレイアウト

3.インコの動線

インコが動きやすいように、動線を意識してレイアウトを考えてみましょう。

たとえば、エサを食べやすいように、エサ入れの前に止まり木を設置する。

適度な運動になるように、止まり木同士は離して設置する。

ブランコは、飛び乗ったり揺らしても大丈夫なように、広いスペースを確保する。

など、インコがどのように動くか考えながら配置していきましょう。

買ってよかった飼育グッズ

おすすめの止まり木

おすすめの止まり木

ケージに付属されている止まり木は、プラスチックのものやまっすぐきれいにカットされた木材のものがほとんどです。

まっすぐなものはいつも足の同じところが当たるので、タコができたり痛くなったりすることもあります。

止まり木は、天然木に付け替えましょう。

天然木の止まり木

自然の木のように、デコボコしていたり、曲がったりしているものはインコの足にもいい刺激になるし、かじったり頭をかいたりと良いことばかり。

太さは、インコが握ったときに指が半分まわるぐらいが目安です。

最適な太さのものとは別に、ちょっと太いものや細いものもあると爪が擦れて伸びにくくなるので、爪切りが不要になります。

天然木は自作することもできますが、殺菌処理や乾燥など手間がかかるので、購入した方が早いし安全です。

またロープパーチを斜めにつけて、アスレチック要素を取り入れるとケージの中でも運動になるのでおすすめです。

おすすめのエサ入れと水入れ

インコにおすすめのエサ入れ

ケージに付属のエサ入れが、深くて食べにくい場合は浅いものに変えましょう。

エサ入れはいろいろ売ってますが、一番使いやすいのはSANKOの「浅型バード食器」です。丸底になっているので、エサが角にたまらずキレイに食べることができます。

好きな場所に取り付けることができる、足場付きのエサ入れ「スカイレストラン」も便利です。

うちのピーちゃんはエサを入れる容器をひっくり返しちゃうので、容器は取り外しています。

スカイレストラン

レストランとしては機能していないけど、足場が安定するのか、寝るときの定位置になっています。

容器を入れる穴にちょうどお尻がくるので、フンが下に落ちてくれて助かっています。これはこれでアリなのかな、と…。

水入れは、羽根やフンが入りやすいので、ケージの外から取り付ける「バナナ水入れ」がおすすめ。

ケージの中が広く使えるし、飲み水で水浴びをしちゃうことも防げます。

バナナ水入れの洗い方

ちなみに、バナナ水入れを洗うときは100均などに売っている「哺乳びんの乳首洗い」というスポンジが、細いところまで洗えて便利です。

バナナ水入れの洗い方

まさに、シンデレラフィット!

おすすめのおもちゃ

インコにおすすめのおもちゃ

定番のブランコは大きなものより、ベルにくちばしが届くくらいのサイズがおすすめです。ベルをつついたり、頭をこすりつけたり、上の方までよじ登ったり、意外な遊び方をしてなごませてくれます。

わが家のベストヒット商品は「起き上がりこぼし」です。

雛のときに「ひとりじゃ寂しいだろう」と思って、止まり木につけてあげると、仲間だと思ったのか寄り添って寝るようになりました。

おきあがりこぼし

大人になった今でも、つついたりクルクル回したり、良きお友達です。

発情してしまう子もいるみたいなので、その辺は気をつけてください。

インコはかじることでストレス発散になります。

かじっても安全な、へちまやコルクでできているおもちゃもおすすめです。

「ナチュラルハンガーシリーズ」はかわいいけど、結構大きいので広めのケージじゃないとちょっと圧迫感があります。

おもちゃを取り付けるときは

いきなりケージに設置すると怖がることもあります。

はじめの数日は、ケージの外側のインコに見える場所に設置し、怖がらないのを確認してからケージの中に設置しましょう。

お気に入りのおもちゃに飽きてしまっても、しばらく別のものに付け替えておくと、忘れた頃にまた遊ぶこともあります。おもちゃは定期的に入れ替えるのがおすすめです。

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