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インコと遊ぼう!放鳥する時間やふん対策について

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放鳥中のインコ

インコをケージから出して部屋に放すことを「放鳥」と言います。

インコがおうちに慣れてきたら、放鳥してコミュニケーションを取りましょう。

 

 

セキセイインコに放鳥は必要?

野生のインコは餌を求めて1日の大半を飛び回っていますが、ペットとして飼育されているインコは狭いカゴの中でのんびり過ごすことになります。

 

インコも人間と同じ様に、適度な運動をすることで肥満を防止したりストレスの解消になったりします。

だけど、運動をするにもケージの中だけでは限界があります。

 

最低でも1日1回、15分でもいいので部屋に放して遊ばせてあげましょう。

 

 

放鳥する時間はどれくらい?

放鳥する時間に決まりはありません。飼い主の生活リズムに合わせて行います。

 

ある本には「できるだけ可能な限り長い時間放鳥するのが好ましい」と書いていれば、また別の本には「長い時間部屋に放していると、部屋をケージ、ケージを巣箱と勘違いし、ケージに入れるだけで発情してしまう」と書かれているものもあります。

 

また、あまり長く放鳥していると、飼い主の注意が散漫になり、思わぬ事故に繋がります。

インコも途中で飽きて居眠りや毛繕いをはじめたりするので、時間を決めてメリハリをつけたほうが良さそうです。

 

個人的には、毎日決まった時間に15分〜1時間くらい、行動が活発になる朝夕の2回、放鳥タイムを設けてあげるのがベストかなと思っています。

 

 

放鳥中は何して遊ぶ?

おもちゃで遊ぶ

ケージの中に入れられないおもちゃや、インコが興味を示すもので一緒に遊んであげると喜びます。

おもちゃで遊ぶインコ

市販のおもちゃじゃなくても、ペットボトルの蓋や丸めたティッシュ、綿棒など、くわえたり転がしたりできるものは何でもインコのおもちゃになります。

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他の方のブログなどでよく見かける人気のおもちゃはゴーゴーペンギン。不規則な動きがインコの心を掴んで離さないみたいです。

 

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写真に写っているものはラッシャーバードです。いつも話しかけたりしてインコの良きお友達です。

ひよこのおもちゃは、スーパーのおもちゃ売り場で見つけたものですが、100均にも似たようなものがあるのでよかったら探してみてください。

 

 

歌ったりおしゃべりしたり

インコを手に乗せて歌ったり話しかけたりすると、顔を口元に近づけて耳を傾けます。歌うのをやめると唇をつついて「もっと歌え」と言ってくることも。

 

口笛を吹いたり、鈴を鳴らしたり、いろんな音を聴かせるのも楽しんでくれます。

 

 

しつけの練習をする

放鳥のついでにしつけをするのもおすすめです。

呼んだら来るようにしつけるには、まず至近距離で名前を呼び少しでも近づいたら褒めてごほうびのおやつを与えます。

これを繰り返しながら、少しづつ距離をのばしていけば遠くから呼んでも飛んで来るようになります。

ケージに戻す時に役立つので、根気よく教えてみてください。

 

 

 

放鳥中のふん対策

インコは大体15〜20分おきに糞をします。

トイレのしつけは、根気よく教えれば覚えてくれるみたいですが、時間もかかるし難しいです。

ですが、飼い主側でコツを掴めば部屋のあちこちで糞をすることはなくなります。

 

 

いつも飼い主の近くにいる場合

まず、はじめに糞をした時間を確認しておき、10〜15分くらい経ったときにインコを指に乗せ、下にゴミ箱や新聞紙をスタンバイしておきます。

 

糞をするときは、軽くお尻を振ったり、羽がふわっと膨らんだりします。指をつかんでいる足にも力が入るので、慣れて来ると「今だ!」というのがわかるようになります。

 

そのタイミングで、ゴミ箱の上や新聞紙の上にインコを移動させます。

 

 

自由に飛び回っている場合

インコは基本的に飛び立つ前や、くつろいでいるときによく糞をします。

いつも動き回って糞をするタイミングが掴めない場合は、部屋にお気に入りの場所を作ってあげると、そこで糞をするようになります。

 

部屋の少し高い位置に止まり木を設置し、インコをそこに誘導します。

警戒して近づかない場合は、お気に入りのおもちゃやおやつで釣って慣れさせます。

止まり木に止まるインコ

 

カーテンレールやエアコンの上など、糞をしてほしくない場所に止まったときは、すぐに止まり木に移動させ、止まり木以外の場所には止まってはいけないことを教え込みます。

 

いつも決まった場所で糞をしてくれれば、放鳥の後にその糞を拭き取るだけなので、掃除も簡単です。

 

 

思わぬ事故に注意!

放鳥中の事故のほとんどは飼い主の不注意から起こります。

「窓から逃げた」「踏んでしまった」「異物を食べた」など、取り返しがつかないことになる前に、放鳥する際は以下の点をしっかりと確認しましょう。

 

窓やドアが閉まっている

ケージがある部屋は普段から網戸を閉めておく習慣をつけましょう。

家族がいる場合、知らずにドアや窓を開けてしまわないように、インコを出すときは家族全員に声をかけるようにします。

 

 

食べてはいけないものは片付ける

ビーズやアクセサリーなど、誤飲につながるものは片付けておきます。

人間の食事やお菓子も片付けます。観葉植物も毒があるものがあるので注意しましょう。

 

 

危険がないか確認する

炊飯器の湯気、お湯を沸かしたヤカン、鉛筆やカッター、不安定な置物など、インコが近づくと危ないものがないか確認しましょう。

 

 

インコのいる場所は常に把握する

うっかり踏んでしまったり、ドアや家具の隙間に挟まれたりしないように、インコがいる場所は常に把握しておきましょう。

 

 

 

放鳥は飼い主とインコの距離がぐっと縮まる大事な時間です。

しっかりインコに目を向けて、楽しい放鳥タイムをお過ごしください。

 

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