お世話と暮らし

旅行や帰省はどうする?インコをお留守番させるときの注意点

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インコのお留守番

ペットを飼っていても、旅行や帰省で家を留守にするときがありますよね。

できるだけ旅行は行かないようにしているという人でも、冠婚葬祭などで遠方に出向かなくては行けないことがあるかもしれません。

そんなとき、インコはどうすればいいのか。留守番させて大丈夫か、留守中に何かあったら…と心配ですよね。

 

実際に「旅行から帰ってきたら死んでいた」という悲しい話も聞いたことがあります。最悪の事態にならないように、家を空ける場合はインコが安全に過ごせるようにしっかり対策をしましょう!

 

 

インコの留守番は1泊2日まで

しっかり環境を整えて行けば、1泊2日までならそれほど心配することはありません。

2泊以上になるときは、1日1回世話をしにきてくれるように、身内や知人に頼んでみましょう。頼める人がいない場合はペットシッターという手もあります。

 

最近はペットブームなので、ペットシッターさんも増えています。インコの餌・水交換だけなら1日1回で1,500〜2,000円くらいが相場のようです。

 

 

ペットホテルよりはできれば自宅で留守番

家に来てくれる人が見つからなければ、ペットホテルに預けるという方法もあります。ですが、ペットホテルはいろんな動物を預かっているので感染症などの病気をもらう可能性もゼロではありません。

 

また、インコは環境の変化に敏感なので、知らない場所で過ごすことがストレスになる可能性もあります。ペットホテルや人に預けるのは最終手段として、できるだけ住み慣れた自宅で留守番してもらいましょう。

 

 

安全に留守番してもらうポイント

餌は2箇所以上に多めに設置

殻付きのシードを与えている場合、殻が餌入れに溜まっていきます。餌を多めに入れていても、殻が上の方に積もってしまって底の方にある餌が食べられなくなってしまうこともあります。

底が浅い餌入れを、数カ所に分けて設置しましょう。

インコの留守番 エサ

餌の量は、1羽あたり1日5gが目安です。ですが、床にこぼれたり、帰宅が遅れてしまう可能性も考えて、多めにたっぷり入れておきます。

たくさん食べ過ぎて死んでしまうことはないので、足りなくなるよりは、余るくらい入れておきましょう。

 

餌入れはこちらを使っています。そこが浅いのでおすすめ。

スカイレストランは、容器をくわえてひっくり返してしまうので、普段はただの止り木になっています…。

 

 

水はバナナ水入れがおすすめ

フンや羽が入って汚れないように、飲み口が小さいサイフォン式の水入れがおすすめです。

バナナ水入れ

ケージに外側から取り付けます。フンが入らないように止り木から少し離すのがコツです。

 

 

ネクトンなどのサプリメントを入れると傷みやすくなるので、水には何も混ぜないようにしましょう。

 

 

ふんきり網ははずす

万が一餌入れがひっくり返ってこぼれてしまっても、ふんきり網がなければ下に落ちた餌も食べることができます。

 

 

温度管理に気をつけよう

夏は部屋のドアや小さな窓を開け、風通しが良くなるように工夫し、直射日光が当たらない涼しい場所にインコを置きます。

それでも30度を超えるようなら、エアコンをつけるようにしましょう。1日中つけっ放しでも電気代は数百円程度です。命に関わることなので、この時ばかりはケチらないで!

エアコンの風が直接当たらないようにし、冷えすぎないように、28度くらいの温度設定にします。

 

 

冬はペットヒーターを設置し、ケージ内を温めます。サーモスタットをつけると、暑くなると自動で消えるので、火事になる心配も減らせます。

それでも、ヒーターはインコがさわれないようにケージの外に設置し、カーテンやビニールなど、燃えやすいものを近くに置かないように注意しましょう。

 

 

 

部屋の明かりは自然光で

ケージのおやすみカバーはかけずに、日中は明るくなるようにカーテンを開け、光が入るようにします。(夏は温度が上がりすぎないように注意)

夜は暗くなるように、部屋の照明は消しておきます。真っ暗で何も見えないとパニックになるインコもいるので、ダウンライトなどの薄明かりがあると安心します。

 

日当たりが悪く昼間も部屋が暗いようなら、照明にタイマーを付けるなどして明るい環境で過ごせるように工夫しましょう。
我が家は、サーモスタットにUVライトをつけて、タイマーで日中だけ明るくなるように設定しています。

 

こちらのサーモスタットを使っています。保温器具の温度管理とライトのタイマー設定ができるので便利です。

 

 

放し飼いはダメ!

普段から家にいるときはほぼ放し飼いという方もいるでしょう。家を留守にするときは、必ずインコをケージの中に入れて出かけるようにしましょう。

留守中、家具の隙間に落ちたり、有毒なものを食べてしまったり、想定外の事故が起こる可能性もあります。何か起こってもすぐに助けてあげられないので、何も起こらないようにケージの中にいてもらったほうが安心です。

家に帰ったらたっぷり遊んであげましょう。

 

 

ラジオやテレビをつけていく

インコが寂しくならないように、ラジオやテレビなどの生活音を小さくつけておくと安心します。タイマーで、夜は消えるようにできるといいですね。

 

 

セキセイインコは群れで暮らす動物なので、1羽だけになると不安になります。1泊2日の旅行でも、いつもインコのことが気になってソワソワしてしまいます。インコのためにも、できるだけ早く帰って、安心させてあげたいですね。

 

 

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