インコを飼う前に

インコを飼いたいと思ったら!飼う前に知っておきたい費用やデメリット

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インコ飼いたい

ペットはかわいくて癒されますが、ひとつの命を預かるということはそれ相応の苦労もあります。

ペットがいることで制限されることもたくさんあります。

本当に最後まで責任を持って楽しく暮らせるか、飼う前にもう一度よく考えてみましょう。

 

インコを飼育できる環境か?

賃貸マンションの場合、ペット不可はもちろんダメですが、「小動物なら可」という物件の場合もちょっと考えた方が良さそうです。

 

セキセイインコは、結構鳴きます。

特に「呼び鳴き」と言われる仲間(飼い主)を呼ぶ声は、間違いなくお隣の部屋にも聞こえてしまいます。

近隣トラブルにならないように、必ず管理会社に確認しましょう。

 

また、インコが病気になった際に診てくれる動物病院が行ける範囲にあるか、事前に確認しておきましょう。

犬猫の動物病院はたくさんありますが、鳥を診てくれる病院は意外とありません。

 

 

快適なケージの置き場所は?

OKNG
風通しが良く、明るい日当たりが悪く、暗い
騒がしくないテレビの横など、常に騒がしい
家族が集まる人がいない
温度管理がしやすいエアコンの風が直接当たる
台所
猫やカラスに狙われる
直射日光が当たる

野生のインコは群れで暮らす習性があるので、ひとりぼっちで過ごす時間が長くなると、ストレスから問題行動を起こすこともあります。リビングなど昼間家族が集まる場所にケージを置くのがおすすめです。

 

また、フッ素樹脂加工されたフライパンを加熱した時に発生するガスは、インコにとって有毒なので、キッチンにケージを置くのは避けたほうが良さそうです。

 

窓際の明るい場所はインコが過ごすのに最適ですが、冬場の隙間風や直射日光による熱中症などに注意しましょう。

 

 

 

 

毎日世話をできるか?

インコは昼行性です。毎朝、エサと水を取り替えケージを掃除します。

そして1日に数回、部屋に放して遊ばせます。

暗くなったらケージにカバーをかけて静かな場所で寝かせます。

 

 

インコはいつでも飛べるように、常に体を軽くしておく必要があります。

そのため、エサの食いだめはできず、1日でも食べずにいると死んでしまいます。出張や旅行で家を開けることが多いなら、インコの飼育は難しいです。

 

また、温度管理や健康管理など、考えなくてはならないことはたくさんあります。

毎日インコと向き合えるか、世話をする時間は確保できるか、自身のライフスタイルと照らし合わせて考えてみましょう。

 

 

 

家族は同意しているか?

インコ家族会議

インコを飼うとどうしても羽毛や脂粉が飛び散ります。

家族に動物アレルギーや喘息の人はいないか、動物嫌いの人はいないか、何かあった時は協力して世話をしてくれるか、事前によく話し合っておきましょう。

 

飼育者が未成年の場合、「親が病院に連れて行ってくれなくて死んでしまった」「親が飼育道具を買ってくれない」などという話もよく聞きます。必ず親の同意を得るようにしましょう。

 

 

部屋が汚れることや鳴き声がうるさいなど、人によって許容範囲が違います。

インコをお招きした後で「こんなはずじゃなかった!」とならないように、飼うことのデメリットも家族でしっかり共有しておきます。

 

 

 

インコの飼育にかかる費用は?

セキセイインコのヒナの値段は、1羽1,000円〜3,000円が相場です。

すでに手乗りのしつけがされている大人のインコだと、1羽5,000円〜15,000円ぐらいが目安になります。

 

飼育グッズの値段

  • 雛用飼育道具(プラケース、給餌容器、床材) 1,500円〜4,000円
  • 雛のエサ(粟玉、パウダーフード) 1,500円〜2,000円
  • 鳥カゴ(ケージ) 3,000円〜10,000円
  • エサ(シード、ボレー粉) 1,000円〜3,000円
  • おもちゃ 500円〜1,000円
  • 保温用ヒーター 3,000円〜5,000円
  • サーモスタット 3,500円〜10,000円

お店によっても異なりますが、初期費用はだいたい2万円〜3万円ほどです。

エサの値段は内容によってピンキリですが、500gで300円〜1,000円くらいです。1羽あたりの1日の摂取量は5g前後ですので、500gのものを一袋買うと3か月は持ちます。

 

 

動物病院にかかる費用

  • 診察料 1,000円〜
  • 便検査・そのう検査 500円〜1,000円
  • 遺伝子検査 5,000円〜
  • レントゲン検査 5,000円〜

インコの医療費は、治療内容や病院によって大きく変わります。手術や入院になれば数万円〜十万円ほどかかる場合も。

 

 

 

最終チェック!インコを飼うデメリット

  • 鳴き声がうるさい
  • 部屋が汚れる
  • 世話や放鳥などに時間を取られる
  • 旅行や外泊ができない
  • 飼育費用がかかる

上記のデメリットも理解した上で、それでもインコをお招きしたいならもう止めません!

 

インコのお世話は大変なこともありますが、賑やかで毎日が鮮やかに色づきます。

手間がかかる分、かわいくて仕方がありません。

 

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